板場広志氏のウェブ漫画『社畜と少女のその後 23歳の佳き日』は『社畜と少女の1800日』の最終話にあたるもので、その最終回についてネタバレありの感想記事です。
社畜と少女のその後 23歳の佳き日 あらすじ
徹夜に休日出勤と、毎日仕事に追われる日々を送る独身の中年サラリーマン・東根将彦は、ひょんなことから高校生時代の同級生の娘の君島優里と出会う。優里は母親・里美と2人で暮らしていたが、ある日母親が将彦の住所が書かれた置手紙を残して突然失踪してしまったと言う。優里の心境を知った将彦は世間には彼女との関係を内密にしつつ、同居生活を送ることになる。
家族への挨拶も済み、ついに「その日」がやって来た。
中学2年生だった優里が初めて東根と出会ってから10年が経ち…二人は共に生きていく誓いを立てる。
「社畜と少女のその後 23歳の佳き日」は「社畜と少女の1800日」「社畜と少女のエトセトラ」に続く待望の後日譚、「社畜と少女のその後」シリーズ第4弾になります。
社畜と少女のその後 23歳の佳き日 レビュー
「社畜と少女の1800日」の最終話となる本作。
東根将彦とヒロインの君島優里は年の差にして20歳ほど離れています。
出会った当初は中学生だった優里も23歳。10年近くがたち一人前の大人の女性として成長して、東根と結婚にいたりました。
『社畜と少女のその後 23歳』では結婚式から披露宴、そして新婚初夜まで、新婚さんの一連の儀式が描かれています。
本作では新婚初夜も描かれ、露出がなかった本作も最後に大判振る舞いがあります。
筆者のツイッターによれが正真正銘最後のお話となるようです。
新婚初夜、子作りまで描かれているので子供と三人で幸せな家庭の描写も欲しいところですが、二人のラブストーリーと考えればここまでしっかりと書いていただければ満足です。
何より最後にヒロインの最高の笑顔とこれ以上ないセリフで物語が閉められていますので、ぜひ本編を御覧ください。
贅沢言えば、まとめ本として紙媒体で発売してくれることを願います。
商品概要
- ASIN : B0BFHBWF65
- 出版社 : 芳文社
- 発売日 : 2022/10/1
- 価格:198円
- 媒体:電子書籍のみ
- ファイルサイズ : 14872 KB